おやこ狂言会
●おやこ狂言会 とは…
古典芸能は、決まりごとがあって、かたーい雰囲気?
狂言ってなんか流行ってるみたいだけど、本当に子どもが楽しめるの?
…そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょうか。
百聞は一見にしかずと申しますが、寄せられた感想からほんの一例をご紹介。
・ 小さいときからずっと見ていたけど、やっぱり面白い!
・ 思ったより面白かった。また、見に来たい。
・ 小さい子にも良くわかる内容で、一緒に来た孫も大喜び。
連れてきて良かった。
・ 毎年来ているがいつも大笑いして帰る。
・ 親子で気軽に見れる機会を作っていただき大変うれしい。
…観ている人の楽しそうな様子が伝わったでしょうか。
「おやこ狂言会」だから、子ども向けに楽しくしてあるの?
いえいえ、ホンマモンだからこその魅力。それを、子どもたちが鋭くキャッチしているのです。心のやわらかな子どもにこそ本物を届けたいのです。
出演は京都の茂山狂言会の豪華メンバー
演じるのは、京都の狂言師・大蔵流茂山家のみなさん。
茂山あきらさん、3世千之丞(童司)さん親子を中心に、千五郎家当主の茂山千五郎さん、茂さん、宗彦さん、逸平さんなど毎年豪華な顔ぶれです。
会場は本物の能舞台
会場は明治時代からの能舞台を移築した新金剛能楽堂です。
明治初年四条室町に建てられた建物から、130年余の歴史ある能舞台を京都御苑の西へ移築。2003年6月に開館した新金剛能楽堂は客席も「桟敷」の雰囲気を残す造りで、趣があります。
本物の能舞台での上演が可能なのも京都ならではの魅力。揚幕の向こうから橋掛かりを渡っての登場は、他の舞台にはない深い味わいがありますよ。
大活躍!こども実行委員会によるナビゲーション
2019年・第30回記念から「こども実行委員会」が発足。
「狂言が大好き!」「狂言の楽しさをたくさんの人に知ってほしい!」と
集まったこども実行委員会メンバーは、どうしたらたくさんの人に見に来てもらえるか、お客さんに楽しんでもらえるか、毎月の会議で企画を検討しています。
毎年好評のお御籤やお楽しみくじ引きの他、場内整理や挨拶、影アナウンスなど主催者としての仕事も分担して運営しています。
こども実行委員の活躍する姿を見て「自分もやってみたい」と新たに応募してくれたメンバーも参加して、おやこ狂言会を盛り上げてくれています!
★第36回 初笑いおやこ狂言会
好評発売中
日程:2024年 1月 8日(祝・月)
時間:
午前の部 開場 10:40 開演 11:00 12:10終演予定
午後の部 開場 14:00 開演 14:30 16:20終演予定
場所:金剛能楽堂
上記「午前の部」「午後の部」部分のリンクから
peatixのチケット販売サイトへジャンプして購入可能。
【演目と配役】※画像は過去の公演のものです
《午前の部》低学年・初心者向き
[ お話し ] 茂山 千之丞
[ 柿山伏 ](かきやまぶし)
山伏|茂山 茂
畑主|丸石 やすし
後見|島田 洋海
[ 太刀奪 ](たちうばい)
太郎冠者|茂山 あきら/ 主人|増田 浩紀
道通りの者|茂山千之丞/ 後見|島田 洋海
《午後の部》おやこ狂言会初登場・定番・新作の三本
[ お話し ] 茂山 茂
[ 御茶の水 ]
(おちゃのみず)
新発意|茂山 逸平
女|茂山 千之丞
老僧|茂山 あきら
後見|増田 浩紀
[ 棒縛り ](ぼうしばり)
次郎冠者|茂山 宗彦
主|丸石 やすし
太郎冠者|島田 洋海
後見|増田 浩紀
[ 瓜貝争い ]
(うりかいあらそい)
貝売り|茂山 茂
瓜商売人|茂山 千之丞
後見|茂山 宗彦
※出演者は、当日やむを得ない事情で変更になる場合があります。